パイノードを運用するのに便利な補助ツール”Picheck”を紹介します。
このツールの用途はパイノードの運用統計や作業環境をリアルタイムで表示する事ができます。
パイノードと同様に起動しているだけで良いので、一度インストールして放置しておくだけで統計が自動で蓄積されていくツールです。日本語で動かせますので扱いやすいソフトです。
管理人がコミュニティでこのソフトの事を教えてもらいツールを使用して半月経過したので紹介します。
安定的にパイノード運用を目指す方に必要なツールかと思います。
(ソフトによる不具合が生じても自己責任でお願いします)
2024年3月に最新のpinode版(Ver0.4.9)に対応したPicheckになります。
既存で使用していた方は再度下記と同じ手順でダウンロードと日本語化したら対応完了します。
ソフトの画面
上記のようにOutgoing・Incomingの基本的な情報やPCの負担率
RAMやディスク容量、ポート開放有無がリアルタイムで表示されています。
何かトラブルがあったときにすぐ気付けるようになります。
インストール方法
①配布サイトにアクセス
ツールが配布されているgithubへアクセスします。
https://github.com/muratyurdakul75/picheck
②プログラムのダウンロード
最新版のプログラムをダウンロードします。
サイトをアクセスしたときに表示される下記画面の青線線部分をクリック
下記の赤丸の部分を押して、プログラムをダウンロードします。
(クリックすると自動でダウンロードが始まります。)
記事作成時点で最新版は12.0になります。
③プログラムの解凍
ダウンロードが終わるとzipファイルが保存されます。
そのzipファイルを任意の場所に解凍してください。
インストール等の操作は不要です。
解凍したら、フォルダの中を開いてPicheck.exeを起動します。
④初期設定をする
最初は英語表記で起動しますので日本語に設定変更します。
(英語が読める方はそのままで問題ないです)
初期の起動画面
最初は何も統計も取れてないので全ての数値が0です。
画面上部に表示されているSettingをクリックします。
画面変わったら下記の青色部分のLanguageをクリックして
日本ーJapaneseを選択します。するとずぐに反映されて日本語表記になります。
ついでに右下にある更新を確認をクリックすると最新版の有無を確認できてアップデートされるようです。
初期設定が終われば自動で統計を取れるようになります。
✗ボタンを押してもアプリは終了しないので便利です。
その他
Pinodeの各国の運用ランキングを開くといつの間にか日本が2位になってました。
この調子でランキング1位を狙ってほしいと思います。
(2024年3月17日時点)
(2023/6/11時点)
ランキングはこちらから見れます。
https://dashboard.pi-blockchain.net/
記事に登場したキーワードとその説明
- 仮想通貨:インターネット上で取引される電子通貨のことです。ビットコインやイーサリアムなどが有名です。
- マイニング:仮想通貨のブロックチェーンに新しいブロックを追加することです。マイニングに成功すると、仮想通貨の報酬がもらえます。
- ブロックチェーン:仮想通貨の取引履歴を記録する分散型のデータベースのことです。ブロックチェーンは、改ざんや偽造が困難な仕組みになっています。
- Pinetwork:スマホで簡単にマイニングできる仮想通貨です。スタンフォード大学の博士課程の学生たちが開発しました。
- パイ:Pinetworkの仮想通貨の単位です。将来的に取引所に上場される予定です。
- パイノード:Pinetworkのブロックチェーンを支えるために、自分のPCをネットワークに接続して、ブロックの生成や検証を行うことです。パイノードになると、パイのマイニング速度が上がったり、ネットワークの安全性や分散性に貢献できたりするメリットがあります。
コメント
こんにちわ、こちらの「可用性」が00.00%になってしまい、7日経っても表示されないので困っています。ノードボーナスも「0.0003…」とかほぼ無いような状態です。
もし解決法をご存じでしたらお伺いしたいです。
ポート開放は問題なくできており、同期もとれており、Inも最大4つきました。
コメントありがとうございます
遅くなり申し訳ございません。
色んな原因が考えられますが、
①dockerのバージョンとPIノードの相性が合わない
②ネット回線が不安定
③常にノードが起動している
(↑②と③は同期取れてるなら考えづらいですね)
です。
私の入っている考えられるコミュニティで質問してみます。
こんばんは。お世話になっております。
このサイトが大変分かりやすく、参考にして設定させて頂きました。ありがとうございます。
4日前から稼働させたのですが、実は私もoutgoing 8 Incoming 60 と動いてはいるのですが、「可用性」が00.00%となっており、ボーナスにも反映されていない状態です。
もし何か原因や解決方法などおわかりでしたら教えて頂けると幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
可用性は運用を継続していると増えると思います。ノード運用の稼働率を表しているものでノードがどの程度運用できているか参考にする程度の数値です。数値が高ければ安定運用しているという見方となります。
ノードボーナスは今のところ私も付いていません。おそらく今は皆ついてない状況だと思います。ノードのアナウンスに遡ってボーナスを付与するようなメッセージがありますので継続して良いと思われましたらそのまま運用することをオススメします。