今回は、pinetworkのKYC(Know Your Customer:本人確認)について、詳しく解説します。KYCは、pinetworkに参加している人が本物の人間であることを証明するための手続きです。KYCをしないと、将来的にpinetworkの通貨であるπ(パイ)を使うことができなくなる可能性があります。
KYCの申請方法と注意点は以下の通りです。
KYCの申請方法
今まで貯めていたパイコンをメインウォレットに移す為に本人確認が行われます。本人確認することで不正に貯めたコインを除外して正規な方法で貯めた人だけがコインを受け取る為に必要なプロセスになっています。
本人確認作業は、パイネットワークアプリからランダム抽選で行われ通知を受け取った人からランダムで本人確認作業が行われます。通知がきてから15分以内に行う必要があり、通知を逃した場合は再度通知が来るのを待つ必要があります。完全なランダムで通知されますので、タイミングよく届く事を願って下さい。
本人確認に必要なものとして身分証明証が必要です。(未成年は不可)
身分証明証は、パスポート・マイナンバーカード・パスポートのどれかになります。
本人確認作業する際に入力するのは、身分証明証に記載された名前を記入する必要があります。
パスポート→英語表記
免許証・マイナンバーカード→日本語表記
KYCの仕方
通知が来ましたら、次のように進めて下さい。
PiBrowserを起動し、左下のkyc.piをタップしてください。
この画面から案内にしたがって本人確認作業を進めて下さい。
英語表記ですが、絵とそんなに難しくないので誰でも進められると思います。
身分証明証が必要となりますので、いつ通知がきても良いようにすぐに取り出せる用意だけしておくと良いと思います。
通知が来てないのにタップするとこのような画面が出ます。
これは通知が来るまで本人確認ができませんという意味になります。
通知がきたら操作するようにして下さい。
KYCの申請方法は以下の通りです :
- Pi Browserアプリをインストールし、kyc.piをタップします。
- 国籍と本人確認書類の種類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートのいずれか)を選択します。
- 本人確認書類の写真をスマホで撮影し、名前・性別・生年月日・住所・証明書番号などを入力します。明るい場所で鮮明に映るようにして下さい。撮影の向きにも気をつけて下さい。
- セルフ動画撮影で「本人確認」をします。画面の指示に従って顔を動かしたり笑顔になったりします。他の方が映らないよう配慮をしてください。
- データ処理後の最終確認をします。入力した情報が正しいかどうかを確認し、送信します。
以上でKYCの申請は完了です。審査には数日から数週間かかる場合があります。審査結果はpinetworkアプリで通知されます。(管理人は1年2ヶ月審査にかかりました。)
KYCの具体的な方法についてはこの動画を参考ください。
KYCの申請条件
KYCに申請するには以下の条件を満たしている必要があります :
- KYC手続きの対象になっていること。KYCはランダムな順番制で、アプリ起動時に「KYC手続きの対象になりました」と表示されたら申請できます。
- 18歳以上であること。KYCは18歳未満の人にはできません。
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートのいずれか)を持っていること。健康保険証は顔写真がないので使えません。
- Pi Browserアプリを導入済みであること。KYCの手続きはPi Browserアプリで行います。
- 1πマイニング済であること。KYCの手続きには1πの費用が発生します。費用はメインネットにπが転送された時点で課金されます。
KYCの注意点
KYCの申請には、いくつかの注意点があります。以下に挙げます :
- KYCの対象になったら、15分以内に手続きを開始しないと、次の人に回ってしまう可能性があります。手続きを開始するだけであれば、時間がかかりませんので、必ずやっておきましょう。
- 本人確認書類は、パスポート・運転免許証・マイナンバーカードのいずれかを選択できますが、一度選択するとしばらく変更できません。また、健康保険証は顔写真がないので使えません。自分の名前の設定に合わせて、適切な書類を選びましょう。
- 本人確認書類の写真は、端が切れないように、画面いっぱいに撮影しましょう。光の反射やぼやけなどで文字が読み取れないと、審査に通らない可能性があります。また、Middle Nameの部分は日本人の場合は空欄にしましょう。
- セルフ動画撮影では、画面の指示に従って顔を動かしたり笑顔になったりしましょう。明るい場所で、顔が○枠の中に入るように撮影しましょう。動画撮影の際には、画面ピッタリにおさめるより引き目で撮影した方が、顔認識が上手くいくことがあります。
- KYCの申請には、1πの費用が発生します。費用はメインネットにπが転送された時点で課金されます。KYCの審査に合格すると、バリデーター(検証者)になるかどうかを選択することができます。
KYCをしなかった場合は・・・?
KYCに申請しなかった場合、以下のような影響があります :
- これまでマイニングしてためたπ(パイ)を使うことができません。KYCに通過した人だけがπがメインネットに転送されて受け取ることができます。
- バリデーター(検証者)になることができなくなります。バリデーターは、pinetworkのネットワークを安全に保つ役割を担い、その対価としてπを報酬として受け取ることができます。
- pinetworkのコミュニティに参加することができなくなります。pinetworkは、本物の人間が協力して作り上げる分散型のプラットフォームです。KYCをしないと、その一員として認められなくなります。
- 未成年の方は成人するまで待つしかないです。ただ、今は何かしらの方法で申請できるようにする事も検討されているとのことです。
以上が、pinetworkのKYCについての解説でした。KYCは、将来的にπを使うために必要な手続きです。申請方法や注意点については、この記事でお伝えしましたが、もっと知りたいことがありましたら、お気軽にコメントください。
最新のKYC情報についてブログ記事が更新されました。
翻訳しましたので参考にご覧下さい
https://pinetwork.masters-all.com/2023-kyc/
KYC審査に合格したあとにやる作業もあります。
詳しくはこの記事をご覧ください
https://pinetwork.masters-all.com/kyc-after/
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