2026年3月は、Pi Day(3月14日)を軸にコミュニティイベントが爆発的に盛り上がり、Piが「ただのマイニングアプリ」から「日常で使える実用的なエコシステム」および「次世代の分散型AIインフラ」へと大きく飛躍した躍進の1ヶ月となりました。長らく待たれていた第2回マイグレーションの本格化や、KYCバリデーター報酬のダッシュボード公開が実現。さらにKraken上場確定のニュースやDEXローンチの期待、スタンフォード大学のスポンサー就任など、オープンメインネットに向けた最終準備段階に入ったことを強く印象づけました。本記事では、情報が目白押しだった激動の1ヶ月間の主要な出来事を時系列で網羅し、Pi Networkの最新の進化を徹底解説します。
先月はこちらを参考ください
2026年2月 Pi Networkまとめ:KYC革新の新時代とメインネット移行加速、Testnet2基盤強化の1ヶ月
3月4日:v19.9アップグレード完了とDEXローンチの噂
Pi Core Teamによりネットワークプロトコル「v19.9」へのアップグレードが正式に完了し、ネットワークの安定性とスケーラビリティが大幅に向上しました。これと並行して、MEXC Newsなどから「分散型取引所(DEX)が3月12日頃にローンチされる可能性」が報じられ、Pioneers同士のP2P取引実現に向けたコミュニティの期待が急騰しました。(結局噂だけで終わりました。残念)
3月6日:Open Network 1周年記念バッジと「Slice of Pi」登場
Open Networkローンチ1周年を記念し、継続マイニングやアプリ探索など5つのマイルストーンを達成したユーザーへ特別バッジの付与と公式グッズ抽選が行われました。同時に、Pi決済とPi Ad Networkを組み込んだ実証ゲーム「Slice of Pi」もリリースされ、Piのユーティリティを誰もが体感できるようになりました。
3月7日:OpenMind PoC成功で分散コンピューティングの実用性が証明
Pi Nodeを活用したロボットOS開発企業「OpenMind」との共同実証実験(PoC)の詳細が公開されました。わずか7人のボランティアNodeで画像認識タスクを数秒以内に処理完了という驚異的な結果を記録。世界中に散らばるPiの計算リソースが、将来的に巨大な「分散型AIクラウド」として機能する可能性が証明されました。
3月8日:ノードの「v20.2」アップグレード必須化
Mainnetの安定性向上とPi Dayに向けた準備の一環として、すべてのメインネットノード運用者に対してプロトコル「v20.2」への更新が3月12日を期限として必須化されました。これにより、将来的なスマートコントラクト実装に向けた基盤がさらに強固なものとなりました。
3月9日:公式が語るPi NetworkのAI戦略と「富の再分配」
Pi NetworkがAIに注力する理由を解説する公式動画が公開されました。AIによる富の独占を防ぐため、Piの「数百万人のKYC済み生身の人間」と「数十万のノード」を活用し、AIの学習やデータ検証を分散化させることで、その利益を社会全体に再分配するという壮大なビジョンが示されました。
3月10日・12日:Krakenマスターアカウント取得と上場確定の衝撃
大手取引所Krakenが暗号資産企業として初めて米Fedのマスターアカウントを取得したことは、同所の「Chains」カテゴリに掲載されているPi Networkにとっても長期的なポジティブシグナルとなりました。さらに、Kraken関連アカウントから「3月13日取引開始」とのアナウンスが拡散され、Piの流動性向上と価格発見機能への期待で界隈は大きく沸き立ちました。
3月13日:「Pi歩」Pi Day限定3倍祭イベント
歩いてPiを稼ぐ日本の人気アプリ「Pi歩」が、Pi Day限定で獲得ポイントが3倍になるイベントを実施。バグ修正やヘルスコネクト連携などのアップデートを経て、公式アプリとの併用ツールとしてさらに使いやすくなり、新規層の獲得に大きく貢献しました。
3月14日:【Pi Day 2026】大型アップデートとバリデーター報酬の公開
プロジェクトの7周年を祝う「Pi Day 2026」にて、超大型の発表が相次ぎました。新トークン発行基盤「Pi Launchpad Testnet」の公開、Protocol 20(スマートコントラクト基盤)への移行、Pi App StudioのMainnet対応、そして長らくボランティアで行われてきた「KYCバリデーター」への報酬配布(ダッシュボードでの可視化)が開始されました。
3月17日:H5ゲームプラットフォーム「CiDi Games」本格始動
ダウンロード不要でブラウザから即座に遊べるH5ゲームプラットフォーム「CiDi Games」の全貌が公開されました。プレイヤーの好みを学習するAIデジタルコンパニオン「Pi ELF」も導入され、3月末〜4月初旬のローンチに向けてゲーム開発者向けSDKも公開準備に入り、Piのユーティリティがさらに拡大しました。
3月18日:スタンフォード大学AIコースの公式スポンサーに就任
創業者Nicolas Kokkalis博士の母校であるスタンフォード大学の超人気AIコース「CS224N」の公式スポンサーに、Pi NetworkがGoogleやMicrosoftと肩を並べて就任しました。学生のAIプロジェクトにコンピュートリソースを提供することで、分散型AIとブロックチェーンの融合が教育現場から本格化する歴史的な一歩となりました。
3月22日・23日:Pi DayチャレンジとPi Launchpadの実力主義モデル
Pi Dayに合わせて開催された「Scavenger Hunt」チャレンジでは、ユーザーが新機能を体験しながらメインネット移行の準備を進めました。また、注目を集めた「Pi Launchpad」は、Piをロックすることでプロジェクトを支援し、貢献度に応じて安くトークンを得られる「メリトクラシー(実力主義)」モデルを採用していることが詳細に解説されました。
3月24日:世界最大級カンファレンス「Consensus 2026」スポンサー決定
5月にマイアミで開催される世界最大級のWeb3カンファレンス「Consensus 2026」の公式スポンサーにPi Networkが2年連続で登録されました。今年はAIトラックの「Convergence Stage」にて「Pi + AI」をテーマにした20分間のスピーキングセッションが予定されており、業界内でのプレゼンスがさらに高まっています。
3月28日:待望の「第2回マイグレーション」が本格始動
Pi Day以降、すでに1回目の移行を終えたPioneersを対象に、紹介チーム報酬などの「追加Pi残高」をメインネットへ移す「Second Migrations(2回目の移行)」が段階的にロールアウトされました。チームメンバーのKYC完了とウォレットの2FA設定が条件となっており、すでに11万人以上が完了しています。
3月29日:今後のノードプロトコル・アップグレードスケジュール発表
Pi Core Teamから、ノード運営者向けに今後のプロトコルアップグレード予定が発表されました。4月6日の「v21.2」、4月22日の「v22.1」、そして5月18日のスマートコントラクト本格展開を見据えた「v23.0」と、春から初夏にかけてメインネット基盤をさらに進化させる明確なロードマップが示されました。
2026年3月の総括
2026年3月は、「Pi Dayをきっかけとしたコミュニティの爆発的な活性化」と「実用化技術の目に見える成果」が融合した、非常に充実した1ヶ月でした。DEXローンチ期待、OpenMind PoC成功、Cidi Games始動、バリデーター報酬の可視化など、Piが確実に次のステージへと動き出していることを証明する出来事が目白押しでした。KYC済みユーザーとアクティブノード42万超という巨大基盤を武器に、ブロックチェーンとAIインフラの融合に向けた歩みは、今後さらに加速していくでしょう。
昨年以前のまとめはこちらを確認ください
2025年5月Pi Networkまとめ:主な出来事と今後の展望
2025年6月Pi Networkまとめ:AI戦略の幕開けとオープンネットワークの確かな進捗
2025年7月 Pi Networkまとめ:実用化への布石とグローバル展開の加速
2025年8月Pi Networkまとめ:メインネット安定化とコミュニティ活性化の深化
2025年9月Pi Network まとめ:技術的成熟の証明「プロトコルV23」進展と世界へ飛躍する「TOKEN2049」参加でオープンメインネットは最終段階へ
2025年10月 Pi Network記事まとめ 分散化・規制準拠・AI活用でオープンメインネットへ加速
Pi Network 2025年11月まとめ:1億DL突破とDTI登録、MiCA準拠で加速する金融資産化への道
2025年12月Pi Networkまとめ:AI活用と実用アプリの台頭、そして直面する法的課題
2026年1月Pi Networkまとめ:開発ツール進化とエコシステム拡大の月

コメント