2025年2月17日、世界最大級の暗号資産取引所であるBinanceは、Pi Network(PIコイン)の上場をめぐるコミュニティ投票を開始しました。この投票は、プロジェクトの将来性を評価するための重要なステップとして注目されています。
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Binance上場投票の詳細
Binanceは今回、コミュニティの意見を反映するために珍しい投票形式を採用しました。投票期間は2025年2月17日14:45(UTC)から2月27日23:59(UTC)までで、参加するには以下の条件を満たす必要があります:
- KYC認証済みのBinanceアカウントを持っていること
- アカウントに最低$5相当の資産を保有していること
この条件を満たしたユーザーは「Yes」または「No」で投票できます。ただし、この結果は参考情報として扱われ、最終的な上場判断はBinance独自の評価プロセスによります。
投票画面はこちら
https://www.binance.com/en/square/post/20434899280394
現在の投票状況
現時点で200万票以上が集まり、そのうち86%が上場に賛成しています。この結果は、Pi Networkコミュニティ内での高い期待感を示しています。
管理人は上場は確定していると考えます。一旦、投票形式を作ったのはPiコインを集めるための時間稼ぎのように感じます。いくら最大手の取引所といえどPiを確保するのに苦労しているのかもしれません。
投票が開始されたことでこのようなミームも作られました。
Bybitの立場
Bybitは、規制や技術的な理由などから$Piを上場する能力がない、またはその可能性が極めて低いとされています。
それにもかかわらず、「Binanceも$Piを上場する準備をしている」という情報を耳打ちされている構図が、非現実的でありながらユーモラスです。
最近のBybitの動きについてはこちらを参考
KYB導入で揺れるPiネットワーク:Bybit CEOの発言が投資家に与える影響
皮肉のポイント
Bybit自身が$Piを扱えないのに、Binance(世界最大級の取引所)がその準備をしているという情報に反応している点がシュールです。
このミームは、あたかもBybitが「競争相手であるBinanceの動向に敏感になっている」ように見せていますが、そもそもその競争に参加できない状況であることが笑いの種になっています。
仮想通貨コミュニティの文化
仮想通貨界隈では、未確認情報や噂話が飛び交うことが多く、それが価格変動や期待感を煽る要因になります。このミームは、そのような状況を風刺的に描いています。
ユーモアの本質
Bybitが$Piを上場できない現実と、「Binanceも上場準備中」という噂話を聞いているシーンのギャップが、このミームの面白さを生み出しています。また、「Binance」という巨大な存在と対比されることで、Bybitの立場の弱さや滑稽さが際立っています。このミームは、仮想通貨コミュニティ特有の噂話や期待感、そして取引所間の競争構造を皮肉ったユーモラスな作品です。
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