2026年8月 Pi Networkまとめ:PayPal決済対応、RoboPay提携、Protocol v27.1/v28移行と分散AI進化で実用化へ加速

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2026年8月、Pi Networkは決済大手のPayPalや次世代ロボティクス決済「RoboPay」との連携をはじめ、実社会との接点を劇的に広げる歴史的な1ヶ月となりました。インフラ面ではノードソフトウェアが「Pi Node 0.6.2」へ進化してUPnPによるポート自動設定や分散コンピューティングのテスト成功が発表され、ブロックチェーン基盤は「Protocol v27.1(9月15日期限)」への移行と次期「Protocol v28.0」へのロードマップが提示されました。さらにPi App Studioの経済モデル刷新やSoloHostへの実用AIエージェント追加など、実需経済の確立に向けた動きが一段と加速しています。本記事では、この1ヶ月間に起きた主要な出来事を時系列で網羅して解説します。

先月はこちらを参考ください
2026年7月 Pi Networkまとめ:Protocol v25/v26.1移行、SoloHost&ローカルAI始動、フィジカルAI投資までWeb3インフラが加速

8月5日:Pi Network×RoboPay提携発表!ロボット決済レール「Pay-to-actuate」とマシン経済の幕開け

オープンロボティクスを推進するFabric Foundationが、Pi Networkを自社のロボット決済インフラ「RoboPay」の決済パートナーに迎えたと発表(公式リツイート確認済み)。Web上のマイクロペイメント標準「x402」プロトコルを採用し、ロボットの成果をオンチェーンで売買する「Pay-to-actuate(支払って動かす)」モデルが提示されました。Piノードの余剰計算パワーをロボットAIに提供するDePIN構想の可能性や、実用化に向けた課題・法規制について徹底検証しました。

8月9日:178万人が達成!「Pi2Day 2026」クエスト成果と3大新機能(SoloHost・Pi Sign-in・PiVerify)

「Pi2Day 2026 Ecosystem Quest」の公式振り返りが公開され、256万人以上の参加者のうち178万人以上が全ステップを完了して特別バッジを獲得したことが発表されました。あわせて、分散計算フレームワーク「SoloHost」(早期ベータで既に110アプリ稼働)、一般Web認証「Pi Sign-in」、外部企業向けKYC提供「PiVerify」という、Piの実用性を外部へ拡張する3大プロダクトの成果と役割が整理されました。

8月16日:Pi Node 0.6.2リリース!UPnPによる自動ポート開放と分散コンピューティング実証成功

Pi Nodeの最新バージョン「0.6.2」がリリースされました。ノード運営の大きな壁だったルーターのポート開放を自動化する「UPnP」に対応し、設定の手間が劇的に軽減。さらに、SoloHostアプリの3段階ステータス管理(下書き/未掲載/公開)の導入や、5台のボランティア端末を用いた「分散コンピューティング機能」のエンドツーエンド処理テスト成功が公式発表されました。

8月19日:PayPalの「Pay with Crypto」決済対応銘柄にPi Network(PI)が正式掲載!

米決済大手PayPalの開発者向け公式ドキュメント(Supported cryptocurrencies)に、「Pi Network | PI」が正式に追加されていることが確認されました。米国の加盟店において、手持ちのPIを自動両替して商品購入に利用できる「Pay with Crypto」の仕組みや、日本在住ユーザーが利用する際のハードル、買い物ごとに発生する暗号資産の税金計算(利確扱い)の注意点についてファクトチェックを行いました。

8月23日:【9月15日期限】Piノード「Protocol v27.1」移行開始&次期「v28.0」ロードマップ発表

公式の「Pi Node Protocol Upgrade Guide」が更新され、すべてのメインネットノードに対して2026年9月15日を期日とする「Protocol v27.1」へのアップグレードが指示されました。さらにロードマップの末尾に、Stellar Coreの最新仕様(Adapter)と連動した「次期Protocol v28.0」の存在が明記され、高トラフィック時のコンセンサス高速化やスマートコントラクト一括更新に向けたインフラ強化の全貌を解説しました。

8月24日:Pi App Studio料金改定!AI原価モデル導入と「実ユーザー重視」の補助金システムへ移行

ノーコードAIアプリ開発ツール「Pi App Studio」の料金改定が発表されました。一律0.25 Piだった作成・編集費用が見直され、AIの計算リソースに応じた「標準価格(原価提供)」と、作成者以外の実ユーザーを多数獲得した実用アプリに適用される「補助価格(優遇レート)」の2層構造へ移行。スパムや放置アプリを排除し、本当に使われる高品質なアプリを育成する実需重視のエコシステム設計へ舵が切られました。

8月30日:SoloHostに「OpenClaw」&「Atlassian MCP」登場!AIエージェントとノード運用の真実

SoloHostのおすすめアプリに、パーソナルAIエージェント「OpenClaw」と業務ツール連携規格「Atlassian MCP Server」が追加されました。自前ローカルLLM(GPU VRAM要件)と外部API連携のスペック比較、Jira等の業務自動化ツールの軽量動作の仕組みを解説。さらに「42万台のノードを活用した分散インフラ(DePIN)」という言説の技術的実態と、将来の可能性について客観的に論考しました。

2026年8月の総括

2026年8月は、Pi Networkが「Web3の枠組み」を飛び出し、世界の主要な決済・産業インフラと本格的に交差し始めた月でした。PayPalの対応銘柄リスト入りやRoboPayとのロボティクス決済提携という強力な実社会決済のニュースに加え、Pi Node 0.6.2でのUPnP対応による参加障壁の大幅な低下、Protocol v27.1からv28.0へと続くブロックチェーン基盤の高度化、そしてPi App Studioの品質重視への転換など、実用的なオープンメインネットのローンチに向けた全ての歯車が噛み合って前進していることが明確に示された1ヶ月となりました。

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